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意匠の基礎知識

意匠とは

意匠とは、工業製品のデザインの創作です。
私達の身の回りの物品の形状や模様、色彩、またはこれらの結合が対象になります。

こうした工業的に生産される製品のデザインは、意匠法によって保護されます。

意匠権とは

意匠権とは、意匠法で保護されるデザインに対して与えられる産業財産権の一つです。

人の嗜好に強く訴えかける外観の基礎となるデザインは、商標に並ぶ「商品の顔」として認識されています。
わが国の意匠法では、「意匠」とは「物品(物品の部分を含む。)の形状、模様若しくは色彩又は これらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるものをいう。」と定義されています(2条1項)。

意匠法の目的

製品のデザインが優れていると、その製品の需要が増大するとともに生産活動が活発化し、産業の発達に貢献します。
そこで、新しく創作した意匠を創作者の独占的な効力を有する財産権として保護し、意匠の創作を奨励することにより産業の発達を図るのが意匠法の目的です。

著者

所長弁理士 木村高明

所長弁理士 木村高明

所長弁理士

専門分野:知財保護による中小企業(SMEs)支援。特に、内外での権利取得、紛争事件解決に長年のキャリア。

製造会社勤務の後、知財業界に転じ弁理士登録(登録番号8902)。小規模事務所、中規模事務所にて大企業の特許権利化にまい進し2002年に独立。2012年に事務所名称を「依頼人に至誠を尽くす」べく「至誠国際特許事務所」に変更。「知財保護による中小企業・個人支援」を事業理念として現在に至る。事務所勤務時には外国業務担当パートナー。日本弁理士会・国際活動センター元副センター長。国際会議への出席多数。


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